決意を語る安岡副院長 |
長崎大学は4月3日から約2カ月にわたって、県、県医師会とともに、福島県に医療支援チームを交代で派遣する。福島県では放射線汚染の風評被害が広がる中、医療スタッフが不足。医療を必要とするお年寄りらが、診療や手当てを受けられない深刻な事態を招いている。
長崎大学などは福島県の要請を受けて、すぐに地域医療の支援チームを編成、院内で有志を募った。医師と看護師の2人1チームが1週間交代で、南相馬市の被災者の自宅などを巡る予定。歯科医師も派遣して、高齢世帯の多い被災地に必要な医療を適切に提供していく