黙祷する長崎大学病院の職員 |
共同通信の配信によると、今日までに亡くなった人、行方不明者は2万7000人以上。長崎大学病院の医療チームが支援で訪れている福島県では死者1226人、行方不明者3236人という。広域の県にまたがる震災の避難者は14万人に上る。
残念ながら、福島第一原発の現場も終息のめどは立っていない。余震の中、医療活動に取り組むスタッフたちを案じつつ、長崎大学病院は支援を惜しまない。河野茂病院長は会議の席で「継続的に支援していきたい。精神科の医師や保健学科でも派遣の要望があれば協力したい」。病院幹部を前にこう話した。