2011年4月3日日曜日

長崎から東京、那須塩原へ

午前8時。長崎大学病院第1陣チームの安岡彰副院長と看護師の鉦打健さんは空路で東京に向かった。「お父さん、行ってらっしゃい」。家族の笑顔に見送られながら長崎空港を出発。午前9時半、羽田空港に降り立った。

チームはタクシーで東京駅へ。朗らかな雰囲気のタクシーの運転手さんが「どちらへ行かれるんですか?」と聞いてきた。安岡副院長が「福島です。医療支援に行きます」と答えると
、「ええ!危ないですよ…」と驚きの声を上げた。先日、運転手さんは仙台に行ってきたそうだが、「福島=危険」のイメージは依然としてあるようだ。

東京駅には高速道路を使ってわずか10分で到着。駅では節電のため、エスカレータが使用できず、ホームへの荷物の運び込みにひと苦労した。

那須塩原には正午に到着予定。そこからレンタカーで福島入りする。